カントン包茎を切らずに治す 効果と限界
カントン包茎は切らない対処法では限界がある
カントン包茎は仮性包茎よりも深刻な症状であり、完治させるには切るしかありません。切らない方法には限界があり、それは包皮の形状変化には制限があるためです。カントン包茎はトレーニングによってある程度軽減できるものの、包皮の形状は劇的には変わりません。少しくらい形状を変化させても、すぐに元に戻ってしまうのです。人間の身体は皮膚も含めて、元に戻ろうとする性質があります。
これは矯正器具を使用した方法も同様で、切らない方法には限界があることがわかります。矯正器具に関してはトレーニングよりやや効果は高いものの、やはり切除をするわけではありません。余分な皮膚を除去できない以上、カントン包茎の完治は難しいですし、また高確率で再発してしまいます。切らないで解消できるカントン包茎のレベルについては、ごく軽度の症状に限定されるでしょう。具体的には仮性包茎寄りの症状であれば、切らずに生活に問題ないレベルまで軽減できることがあります。
切る方法は確実性があり完治させられる
切らないカントン包茎のメリットは、手術をしなくていいことです。肉体や心理面への負担を軽減できるのが最大の魅力ですが、効果に関しては手術には及びません。包茎手術は不要な包皮をしっかりと切除した上で調整するので、その効果は永久的に続くのです。10年後に再発するといった心配はないため、確実に治したいのであれば手術がいいでしょう。切る方法は心身に負担を及ぼしますが、一昔前と比べれば比較にならないほど軽減しています。
近年のカントン包茎の手術は、高度な麻酔施術によって痛みがほとんどありません。マスク麻酔などの完全麻酔による施術であれば、寝ている間に完了するので恐怖感も皆無です。眠りから覚めたころには手術は完了しており、痛みも引いています。その後も鎮痛薬で痛みを抑えていきますので、痛みによるデメリットは極めて弱いものです。なおカントン包茎の中でも、ごく軽症の状態であれば切らない方法を選択しても問題ありません。
まとめ
切らないカントン包茎の治療法は心身に優しいのが特徴ですが、肝心の効果はあまり期待できないでしょう。そもそもカントン包茎自体が中度レベルの包茎であるため、手術以外の方法では限界があります。完治させられなければ、のちに再発するケースがあるので注意が必要です。切る対策ですと包皮を必要な分にまで短縮できるので確実なる効果があります。しかも持続期間は永久であるため、再手術を受けることなく生涯においてカントン包茎の悩みから解放されます。